「創価学会と妙信講への宗門の対応」(その14)

昭和四十五年四月に東京都知事から創価学会に対して

「創価学会は国立戒壇ということを目標にしていると聞いているが、国立というのは
憲法の上から言ってどうなのだ?」と質問があった

創価学会の政府への正式回答は

①本門戒壇というのは信者がお金を出し合って建てるので国家は関係ないですよ

②今、建設中の「正本堂」という建物が信者がお金を出し合って建てている建物で
これが私たちが以前言っていた「国立戒壇」なんですよ

➂その「本門戒壇」を以前は「国立戒壇」と言っていたけど
信者がお金を出し合って立てる建物なので
国立の表現は間違っていました誤解を招いてすみませんと回答した

しかし、創価学会の政府への回答は浅井会長は間違えだと言っている

日達上人はどちらの意見にするか検討して創価学会の回答に賛成した

上記の創価学会の回答は本書を読めば

そのまま日蓮正宗に強要して圧力をかけていた部分と同じと推測できます

更に本書を読めば

(これはあくまでも私の中での仮定の推測ですが)


今まで通りに創価学会と妙信講(顕正会)が法論して間で日蓮正宗が見守る役で

上記の政府への回答内容を協議したら創価学会が負けて

政府への回答は上記内容とは正反対になっていたと思われる

つまり

①「国立戒壇」とは、憲法を改正して国立で建てる戒壇です

②「正本堂」は信者がお金を出し合って建てるので本門戒壇ではない

➂「本門戒壇」=「国立戒壇」

となっていたと思う

ただ、ここで皆さんが思うことは、国立で建てる戒壇なんて政府に回答したら

憲法違反で創価学会も、日蓮正宗も活動できなくなるではないかと、思われる人は多いと思う

その考え方が一般的で正しいですね

だから、政府への回答は

「国立戒壇」は間違えですと、回答したというか

回答せざるを得ない状況だったと思われる

そして、もう一つの注目ポイントがよく、ブログやホームページ内に書いてあることですね

「国立戒壇は御書にはない」ですね

日顕上人の御指導を元にすれば

国立戒壇という名称は使用しないとの経緯は明らかですね

つまり、創価学会が政府に「国立戒壇」は間違えと回答せざを得ない状況だったから

日蓮正宗も「国立戒壇の名称は使用しない」とのことですね

ネット内だと妙信講(顕正会)が国立戒壇を言うから国立戒壇の名称は使用しない

と言うのだ・・・・みたいな事を皆さん書いてるけど

正解は、創価学会が政府に「国立戒壇」は間違えと回答せざるを得ない状況だったから

日蓮正宗も同意してあげた

さらに、この回答には顕正会が間に入っていないので

創価学会の圧力で、日蓮正宗は同意せざるを得ない状況だったとのことだろう

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