これもよく皆さんのブログに登場する
「明治以降の猊下も国立戒壇と御指南されていない」
について
「近現代のおける戒壇問題の経緯と真義」の内容を確認していこうと思います
御書のなかに、直接に「国立戒壇」という語はどこにもないのです
「国主此の法を立てらるれば」との国主は天皇の事だから
「国主立戒壇」という解釈が適切ではないかという意味もあります
「国立」という語をおっしゃった方は、明治以前は一人もいないのです
(I24p~25p)
↑
多分、みなさんのブログに書かれている事は
ズバリこの部分の日顕上人の指導を抜粋しているのだとおもいますが
このページを読んでもみなさんがブログに書かれているような
「国立戒壇」=悪
という表現は日顕上人は使われていません
あくまでも、昔は国立という概念もワードもなく
御書のなかに「国立」という漢字はないよと
日顕上人が情報を教えてくださる段落だと思われます
日顕上人は明治以前は天皇主権だから
「国主立戒壇」の名称が適切だと言われています
そして後の段落では
現在は国民主権だから国民の総意の元
御遺命の戒壇建立の必要性を訴えております
日顕上人の御指導を読む限りでは
明治以前に「国立」の言葉が使われていようがいまいが
そこが大事なポイントではなく
現代は国民の総意で建立する
御遺命の戒壇建立の必要性を訴えていると思われますが
どうでしょうか?
コメント